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github.com/SoftEtherVPN/SoftEtherVPN_Stable.git - Unnamed repository; edit this file 'description' to name the repository.
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Diffstat (limited to 'src/bin/hamcore/warning_ja.txt')
-rw-r--r--src/bin/hamcore/warning_ja.txt8
1 files changed, 4 insertions, 4 deletions
diff --git a/src/bin/hamcore/warning_ja.txt b/src/bin/hamcore/warning_ja.txt
index 3748f4fd..77dc0b0b 100644
--- a/src/bin/hamcore/warning_ja.txt
+++ b/src/bin/hamcore/warning_ja.txt
@@ -5,7 +5,7 @@
1. VPN 通信について
1.1. SoftEther VPN プロトコルについて
-SoftEther VPN は VPN 通信を行うことができます。伝統的な VPN プロトコルとは異なり、SoftEther VPN には新たに設計された「SoftEther VPN プロトコル (SE-VPN プロトコル) 」が搭載されています。SE-VPN プロトコルは任意のパケットを HTTPS (HTTP over SSL) パケットにカプセル化して送受信します。これにより、既存のファイアウォールがネットワーク管理者によって通常の VPN プロトコルを通過しないように設定されている場合であっても、SE-VPN プロトコルは大抵の場合は通過します。SE-VPN プロトコルは TLS 1.0 (RFC 5246) および HTTPS (RFC 2818) に準拠するように実装されていますが、一部非準拠の動作を行う場合もあります。もしあなたがネットワーク管理者であり、ファイアウォールで SE-VPN プロトコルの通信を遮断したいと希望される場合は、ファイアウォールにホワイトリストルールを適用することにより、境界上を流れるすべての無許可の TCP および UDP パケットを遮断し、一部許可した Web サイトやサーバー等との間の通信のみ許可するように設定することでその希望を実現できます。
+SoftEther VPN は VPN 通信を行うことができます。伝統的な VPN プロトコルとは異なり、SoftEther VPN には新たに設計された「SoftEther VPN プロトコル (SE-VPN プロトコル) 」が搭載されています。SE-VPN プロトコルは任意のパケットを HTTPS (HTTP over SSL) パケットにカプセル化して送受信します。これにより、既存のファイアウォールがネットワーク管理者によって通常の VPN プロトコルを通過しないように設定されている場合であっても、SE-VPN プロトコルは大抵の場合は通過します。SE-VPN プロトコルは TLS (RFC 5246) および HTTPS (RFC 2818) に準拠するように実装されていますが、一部非準拠の動作を行う場合もあります。もしあなたがネットワーク管理者であり、ファイアウォールで SE-VPN プロトコルの通信を遮断したいと希望される場合は、ファイアウォールにホワイトリストルールを適用することにより、境界上を流れるすべての無許可の TCP および UDP パケットを遮断し、一部許可した Web サイトやサーバー等との間の通信のみ許可するように設定することでその希望を実現できます。
1.2. NAT トラバーサル機能について
従来の VPN システムの場合、NAT やファイアウォールの内側に VPN サーバーを設置する場合はネットワーク管理者に依頼して NAT やファイアウォールにおいて「ポート開放」や「ポート転送」といった設定を行ってもらう必要があります。しかし、ネットワーク管理者にそのような手間をかけずに社内の自分のコンピュータに VPN サーバーをインストールし社外から接続したいという需要に応えるため、SoftEther VPN には強力な「NAT トラバーサル機能」が搭載されています。NAT トラバーサル機能はデフォルトで有効になっています。NAT トラバーサル機能が有効に設定されている SoftEther VPN Server は、たとえ NAT やファイアウォールの内側であっても、特別な設定なしにインターネット側から VPN 接続を受付けることができます。NAT トラバーサル機能をサーバー側で無効にするには、SoftEther VPN Server の設定ファイルの「DisableNatTraversal」項目の値を「true」に変更してください。クライアント側で無効にするには、接続先の VPN サーバーのホスト名の後に「/tcp」というサフィックスを追加してください。
@@ -93,7 +93,7 @@ VPN Gate 学術実験プロジェクトは、日本に所在する筑波大学
5.2. VPN Gate サービスについて
SoftEther VPN Server および SoftEther VPN Client には「VPN Gate サービス」と呼ばれるプログラムが同梱されている場合があります。ただし、VPN Gate サービスはデフォルトで無効となっています。
VPN Gate サービスは、SoftEther VPN Server または SoftEther VPN Client をインストールするコンピュータの所有者が、自らの意思に基づき、VPN Gate 学術実験に参加される場合にのみ有効にしてください。VPN Gate サービスを有効にすると、コンピュータは VPN Gate 学術実験サービスにおけるグローバルな分散型公開 VPN 中継サーバーとして動作を開始します。そして、コンピュータの IP アドレスやホスト名などの情報が筑波大学内で運用されている VPN Gate 学術実験サービスのディレクトリに登録され、公衆の閲覧に供されます。これにより、世界中にある VPN Gate Client と呼ばれるクライアントソフトウェアは当該 VPN Gate サービスが稼働している VPN サーバーコンピュータに対して VPN 接続を行うことができるようになります。VPN 接続が継続している期間中は、VPN Gate Client のコンピュータはすべての通信を VPN Gate サービスを経由してインターネットとの間で行うことができます。その際は、VPN Gate サービスを動作させているコンピュータのインターネット上におけるグローバル IP アドレスが、当該通信の発信元の IP アドレスとして使用されます。
-VPN Gate サービスは、VPN Gate 学術実験サービスのディレクトリサーバーに対して、5.5 の運営者情報、ログ設定、起動時間、OS の種類、プロトコルの種類、ポート番号、回線品質情報、統計情報、VPN Gate クライアントからの接続ログ (日時、IP アドレス、バージョン番号、ID) およびソフトウェアのバージョン情報を送信します。これらの情報はディレクトリ上で公衆の閲覧に供されます。また、VPN Gate サービスは 5.9 で説明されている機能のエンコードのためのキーを VPN Gate 学術実験サービスのディレクトリサーバーから受信します。
+VPN Gate サービスは、VPN Gate 学術実験サービスのディレクトリサーバーに対して、5.5 の運営者情報、ログ設定、起動時間、OS の種類、プロトコルの種類、ポート番号、回線品質情報、統計情報、VPN Gate クライアントからの接続ログ (日時、IP アドレス、バージョン番号、ID)、VPN Gate 通信先の IP アドレスおよびポート番号、およびソフトウェアのバージョン情報を送信します。これらの情報はディレクトリ上で公衆の閲覧に供される場合があります。また、VPN Gate サービスは 5.9 で説明されている機能のエンコードのためのキーを VPN Gate 学術実験サービスのディレクトリサーバーから受信します。
5.3. VPN Gate サービスの動作の詳細
デフォルトで無効化されている VPN Gate サービスをユーザーの操作により有効にすると、SoftEther VPN Server 内に "VPNGATE" という名称の仮想 HUB が作成されます。SoftEter VPN Client 上において VPN Gate サービスを有効にしようとすると、まず SoftEther VPN Client 内の同一プロセス上で簡易的に動作する SoftEther VPN Server と同等のプログラムが起動し、その中で "VPNGATE" という名称の仮想 HUB が作成されます。当該仮想 HUB には "VPN" という名前のユーザーが作成され、匿名でインターネット上の誰でもが当該仮想 HUB に VPN 接続を行うことができるようになります。いったん "VPNGATE" 仮想 HUB に接続した VPN クライアントコンピュータが開始したすべての通信は "VPNGATE" 仮想 HUB を通過し、SoftEther VPN Server (または SoftEther VPN Client) が動作しているコンピュータの物理的なネットワークインターフェイスを経由してインターネットに対して伝送されます。そのため、インターネット上の宛先ホストは、あたかも当該通信が SoftEther VPN Server が動作しているコンピュータから発信されたものであるかのように識別することとなります。ただし、宛先が 192.168.0.0/255.255.0.0, 172.16.0.0/255.240.0.0 および 10.0.0.0/255.0.0.0 宛のパケットはプライベートネットワーク (たとえば社内 LAN など) で使用されているものと見なされ、"VPNGATE" 仮想 HUB を経由して伝送されることはありません。VPN Gate サービスを社内 LAN などにあるコンピュータで動作させても、VPN Gate のユーザーに対して社内 LAN 上の他のコンピュータにアクセスすることを許すことにはならないため安全です。VPN Gate サービスはまた、VPN Gate ディレクトリサーバーへのアクセスの中継も実施します。
@@ -120,10 +120,10 @@ VPN Gate 学術実験プロジェクトは日本国憲法および法律に従
デフォルトでは、VPN Gate サービスの現在の設定は、2 週間以上が経過したパケットログファイルを自動的にエンコードしてアーカイブするようになっています。VPN Gate サービスを経由して通信を行ったユーザーの通信の秘密を保護するため、一旦エンコードされたファイルは、VPN Gate サービスが動作しているコンピュータの管理者であっても閲覧することはできません。これにより VPN Gate サービスを利用するエンドユーザーのプライバシーが保たれます。
パケットログファイルが生成後 2 週間以上経過した後でも自動的にエンコードされないようにするためには、VPN Gate サービスの設定を変更してください。この場合は、パケットログファイルは恒久的にディスク上に平文で残ることになります。したがって、ユーザーの通信の秘密を侵害しないように十分ご注意ください。
VPN Gate サービスを経由してエンドユーザーが違法行為を行った際など、エンコードされたパケットログファイルをデコードし通信内容を復元する必要が生じた場合は、筑波大学大学院 VPN Gate 学術実験プロジェクトの運営者に連絡してください。連絡方法は http://www.vpngate.net/ に記載されています。プロジェクトの運営者は、既存の法令に従い、裁判所などの司法機関による要請およびこれに準じる要請があった場合にデコードに応じます。
+パケットログの自動アーカイブ機能は、技術上または管理上の理由により、無効になっている場合があります。
5.10. 日本国の領域内で VPN Gate サービスを運営する場合の注意点
-ユーザーが日本国の領域内で VPN Gate サービスを運営する場合において、その行為が電気通信役務を他人の需要に応ずるために提供する事業に該当する場合は、当該 VPN Gate サービスの提供行為は電気通信事業法 (昭和 59 年 12 月 25 日法律第 86 号) における「電気通信事業」に該当する可能性があります。ただし、そのような場合であっても、「電気通信事業参入マニュアル[追補版]」(平成 17 年 8 月 18 日発行 総務省電気通信事業部データ通信課) によれば、収益が生じない場合は電気通信事業者には該当しないこととなります。従って、収益目的において稼働させる場合を除き、VPN Gate サービスを稼働させても登録・届出が必要な「電気通信事業者」には該当しません。たとえ電気通信事業者に該当しない場合においても、電気通信事業法で規定されている「秘密の保護」の義務は生じることとなります。これらのことから、日本国の領域内で VPN Gate サービスを運営する場合においては、VPN Gate サービスの運営者は自己の管理する VPN Gate サービスを経由して行われた第三者の通信内容の秘密を漏洩してはなりません。
-この節における注意事項は、日本国の領域外においては適用されません。
+ユーザーが日本国の領域内で VPN Gate サービスを運営する場合において、その行為が電気通信役務を他人の需要に応ずるために提供する事業に該当する場合は、当該 VPN Gate サービスの提供行為は電気通信事業法 (昭和 59 年 12 月 25 日法律第 86 号) における「電気通信事業」に該当する可能性があります。ただし、そのような場合であっても、「電気通信事業参入マニュアル[追補版]」(平成 17 年 8 月 18 日発行 総務省電気通信事業部データ通信課) によれば、収益が生じない場合は電気通信事業者には該当しないこととなります。従って、収益目的において稼働させる場合を除き、VPN Gate サービスを稼働させても登録・届出が必要な「電気通信事業者」には該当しません。この節における注意事項は、日本国の領域外においては適用されません。
5.11. VPN Gate クライアント
SoftEther VPN Client に VPN Gate クライアントプラグインが含まれている場合は、ユーザーは SoftEther VPN Client を使用してインターネット上で稼働している VPN Gate サービスの一覧を取得し、いずれかの VPN Gate サービスのサーバーを指定してそのサーバーに接続することができます。